〜推しの対象はアイドルやアニメキャラクター等だけでなく、身近な人まで! ライフワーク化する「推し活」は、さらに多様に、主体的に〜 Paidy、「いい推しの日」に合わせて「みんなの推し活大調査2023」を実施

・半数以上(56.2%)が現地へ参戦!コロナ明け「声出し解禁」に熱狂 ・主要な国際スポーツ大会が多い今年は“スポーツ推し”が急増! ・8割(82.4%)以上が推し活のお金の使い方を工夫し、より意思あるスマートな推し活へ

2023/11/01

業界をリードするあと払い(BNPL)サービス「ペイディ」を提供する株式会社Paidyは、昨年に引き続き、11月4日の「いい推しの日」にあわせて18〜39歳の全国の男女を対象に「みんなの推し活大調査2023」を実施しました。その結果、興味深い結果が得られましたのでご紹介します。

調査結果によると、推し活はポジティブな日常生活を送る上で欠かせない国民的アクティビティであり、もはや「ライフワーク化」していることが伺えます。推しの対象はアイドルやアニメキャラクターから身近な人までさまざまに広がり、楽しみ方もその熱の入れ具合も、人それぞれに多様化しています。推し活におけるお金の使い方は昨年と比べ主体性がより強まり、「月の予算を決めている」などスマートにお金をやりくりする「マネパ」※的実態が見られました。自身のライフスタイルに合わせて無理なく賢く楽しむ「意思ある推し活」が広がっていることがわかります。

※自身のライフスタイルに合わせて効率的にお金を使い、主体的に管理するZ世代を中心とした新しいお金の価値観

全体の約4割(39.4%)、Z世代の約半数(49.0%)が推し活をしていると回答し、推し活はもはやライフワーク化。推しの対象は広がりをみせ、多様化が顕著になり、個々が自分らしく楽しむ。推し活トレンドは「アクスタ」「ぬい・ぬいば」「うちわ」などグッズと楽しむこと。

  • 全体の約4割(39.4%)、Z世代の約半数(49.0%)が推し活をしていると回答。

  • 推しの対象も広がりをみせ、友達を推す「友達推し活」など、身近な人を推す人も。

  • 今年の推し活のトレンドは「アクスタ」「ぬい・ぬいば」「うちわ」。「アクスタと一緒に写真を撮る」「推しのぬいと一緒に出かける」などグッズを活用して楽しむ多様な行動が見られる結果に。

  • 今年は半数以上の人が推しの活動を現地で応援していることが判明。「コロナ感染予防のために試合観戦を3年ほど我慢していたがやっと今年見にいけた」など今年はコロナの規制緩和により多くの人が現地参加している様子。

人気の推しジャンルは「アニメ(46.8%)」「J-POPアイドル(36.5%)」「スポーツ選手・チーム(35.5%)」。昨年よりスポーツが上位に~推し活で「癒し」を得たという声が多数~

  • 新しく推し始めたものもスポーツが3位となりW杯など世界的な大会が多かったことも影響したと考えられる。

  • 推し活で得られたものは約半数が「癒し(48.3%)」と回答。「うまくいかない日でも推しの活躍に元気をもらえる」と日々の生活にポジティブな影響を感じる意見が多数。

コロナ明けの今年の推し活は、アイドル・スポーツファンが待ち望んでいた「声出し解禁
現地へ年10回以上足を運ぶ人はスポーツ推しが多いと判明

  • 今年の推し活の変化について、アイドル・スポーツジャンルは「ファンの声出し解禁(アイドル41.8%、スポーツ40.8%)」が、アニメジャンルは「コラボカフェや店頭でのコラボキャンペーンの増加(23.4%)」がトップに。1年に10回以上現地へ足を運ぶファンについて、スポーツ推しの人は14.1%と他ジャンル推し(アイドル4.9%、アニメ2.8%)より圧倒的に多い。

スポーツは「野球(62.9%)」「サッカー(34.3%)」が人気。また「選手個人推し」の約9割がチームの勝敗より「推しが試合に出ているか」を重視~楽しみ方は「体験価値型」と「推し型」に~

  • 現地で観戦する理由は「試合の迫力や熱量を感じられるから」が63.0%で最も多い。「推しの選手を見たいから」という理由はZ世代を含む18~29歳では他世代より多く見受けられた。

  • 「選手個人を推している人」の91.7%がチームの勝敗より「推しの選手が出場しているか」を重視。さらに85.9%が“グッズ購入”はスポーツ観戦のタイパ向上につながると回答。全体を通してスポーツ観戦の楽しみ方は「体験価値型」と「推し型」に分かれると考えられる。

意思のある主体的な推し活が主流に。1か月に利用する平均金額は全ジャンルの8割以上が10,000円以下で、賢く予算内のやりくりを実施している。また、8割(82.4%)以上が推し活のお金の使い方を工夫。

  • 半数以上が10,000円以下という昨年の結果と比較すると、今年はジャンル問わず決められた予算の中でやり繰りをする方が増加したと考えられる。男女別ではスポーツ、J-POPアイドル、漫画、アニメで共通して男性のほうが女性に比べて倍近くお金を使っていると判明。

  • 推し活におけるお金の悩みは「つい使いすぎてしまうこと(30.6%)」が多い結果に。お金の使い方を工夫する人は昨年※2(77.5%)よりも増加傾向。具体的には「月の予算を決めている(24.2%)」など。推し活に望む支払いサービスとしては「使い方が簡単(35.2%)」が多く「使った金額がすぐにアプリに反映されて、管理がしやすいもの(23.7%)」という回答も。また、「分割手数料が無料の分割払いができるため、突然の出費なども賢くやりくりできる」を選択した人も一定数おり、特に30代の男性の5人に1人(20.0%)が支持しているほか、分野別で見るとアイドル推しの30代男性は37.1%と、支持率が高かった。


ペイディは、「推し活」を楽しみたいと考えている方にとって最適な「推し財布」です。アプリ上でお金の管理がしやすいほか、支払い方法も自身のライフスタイルに合わせて選べるなど、自分らしく利用することが可能です。また、アプリ上で本人確認を実施すると、翌月一括あと払いはもちろん、分割手数料無料*1の「3回・6回・12回」あと払いも利用でき、月によって支出に変動のある「推し活」をスマートかつ主体的にお楽しみいただけます。「夢に自信を、心に余裕を持てる世界を作る」をパーパスに掲げるPaidyは、「推し活」が日々の生活を明るくするポジティブな行動であると信じ、自分らしく「推し活」を楽しむ全ての人を応援します。

<調査ファクト詳細>

①推し活について
全体の約4割(39.4%)、Z世代の約半数(49.0%)が推し活をしていると回答し、推し活はもはやライフワーク化。推しの対象は広がりをみせ、多様化が顕著になり、個々が自分らしく楽しむ。推し活トレンドは「アクスタ」「ぬい・ぬいば」「うちわ」などグッズと楽しむこと。

  • 全体の約4割(39.4%)、Z世代の約半数(49.0%)が推し活をしていると回答し、推し活のライフワーク化が進んでいることがわかりました。

  • 今年の推し活トレンドは「アクスタ(アクリルスタンド)」「ぬい(ぬいぐるみ)・ぬいば(ぬいぐるみバッジ)」「うちわ」という声が多数あり、グッズを活用して楽しむ多様な行動が見られた。また、推しの対象も広がり、友達を推す「友達推し活」を楽しむ人も。
    「(推しの)アクスタと一緒に写真を撮る」「推しのぬいと一緒に出かける」「カンペうちわを手作りしている」などグッズを活用した多様なエピソードが見られ、「推し活のために休暇を取れる会社が出てきた」「推しに近い格好をする若い女性ファンが増えた」など推し活自体の多様化や世の中の変化も見受けられる内容があがりました。また、友達を推すなど、推す対象も多様化していることがわかりました。

  • 今年は実に半数以上の人(56.2%)が推しの活動を見に現地へ足を運んでいると判明。
    コロナの規制緩和により多くの人が現地に出向く様子が伺えます。今年の推し活エピソードとして「コロナ感染予防のために試合観戦を3年ほど我慢していたがやっと今年見に行けたこと」「ワールドカップ男子バスケットボールチームの活躍」などコロナ規制緩和や世界的なスポーツ大会など今年ならではの内容が見られました。

人気の推しジャンルは「アニメ」「J-POPアイドル」「スポーツ選手・チーム」。昨年よりスポーツが上位に~推し活で「癒し」を得たという声が多数~

  • 今年人気の推しジャンルは「アニメ(46.8%)」「J-POPアイドル(36.5%)」「スポーツ選手・チーム(35.5%)」でスポーツ推しは昨年※2(11.2%)の3倍以上で上位に
    今推しているジャンルは上記が多く、昨年※2の「アニメ(44.5%)」「J-POPアイドル(37.7%)」「マンガ(27.0%)」と比較しても今年はスポーツが上位にランクインしていることが分かり、W杯など世界的な大会が多かったことも要因と考えらます。

  • 推しがいる人のうち3人に1人(35.8%)が今年から推し始めたものがあると回答
    今年から新しく推し始めた人気の推しジャンルは1位が「アニメ(36.3%)」2位が「J-POPアイドル(17.7%)」3位が「スポーツ選手・チーム(15.8%)」という結果になりました。

  • 約95.0%が推し活を通して得られたものがあると回答。具体的には1位「癒し(48.3%)」2位「満足感(47.8%)」3位「ストレス発散(40.8%)」
    「うまくいかない日でも推しの活躍に元気をもらえる」「推し活を通じて人生が豊かになった」「K-POPアイドルを好きになって、文化の違いに興味を持つようになり韓国だけでなく他の国の文化に関する知識を得て異文化コミュニケーションをすることが好きになった」など日々の生活にポジティブな影響を感じる人が多数いることが判明。このほか推し活を通して「父との会話が増えた」とコミュニケーションのきっかけになった人や、「結婚した」などの人生に大きなインパクトを与える内容も見受けられました。

コロナ明けの今年の推し活、アイドル・スポーツファン※1が待ち望んでいた「声出し解禁」。現地へ年10回以上足を運ぶ人はスポーツ推しが多いと判明

  • 今年感じた推し活の変化、アイドル・スポーツジャンルでは「ファンの声出し解禁(アイドル41.8%、スポーツ40.8%)」がトップ。アニメジャンルでは「コラボカフェや店頭でのコラボキャンペーンの増加(23.4%)」が1位に
    アイドル・アニメ・スポーツジャンル※1で比較した際、上記の結果となりました。またコロナ禍踏まえ待ち望んでいたことも共通してアイドル・スポーツジャンルでは「ファンの声出し解禁(アイドル32.6%、スポーツ40.4%)」、アニメジャンルでは「コラボカフェや店頭でのコラボキャンペーンの増加(23.4%)」が1位に。

  • 1年に10回以上現地へ足を運ぶファン。スポーツ推しの人は14.1%と他ジャンル(アイドル4.9%、アニメ2.8%)より圧倒的に多い。

②スポーツにおける推し活や観戦の実態

スポーツは「野球」「サッカー」が人気。「選手個人推し」の約9割がチームの勝敗より『推しが試合に出ているか』を重視~スポーツの楽しみ方は「体験価値型」と「推し型」に~

  • スポーツを観戦する方法で一番多いのは「テレビの中継(82.8%)」、次いで「現地に行き観戦する(57.5%)」「ネット・配信サービスの中継(50.9%)」と続く。
    スポーツ観戦すると答えた人は全体で65.8%(よく観戦する35.2%、たまに観戦する30.7%)という結果となり、観戦の方法は上記の結果に。なお、Z世代の男性は「SNSなどで切り抜き動画を視聴」すると回答した人が約4割(37.2%)で、他の性年代よりも多くなりました。

  • 現地で試合観戦をする理由は「試合の迫力や熱量を感じられるから」が63.0%で最も多く、3人に2人(66.6%)がW杯などの大会がある際は海外や地方でも現地観戦したいと回答
    現地で試合観戦をする理由として「生で見る試合は二度と体験できないから(46.7%)」「推しの選手を見たいから(44.5%)」も多い結果に。また「推しの選手を見たいから」という理由はZ世代を含む18~29歳では50.0%と30~39歳(38.1%)に比べ若い世代が多く、男性(33.9%)より女性(56.0%)が多いと判明。Z世代含む女性の方がスポーツにおける推しを見い出す傾向。

  • スポーツの推しジャンルで一番多いのは「野球(62.9%)」次いで「サッカー(34.3%)」
    次いで「バレーボール(15.0%)」「陸上(14.4%)」「バスケットボール(12.2%)」。男女別で見ると、野球はあまり差(男性:60.4% / 女性:65.2%)がないものの、サッカーは男女差が大きく、男性(49.5%)は女性(20.5%)の約2.4倍に。推し始めたきっかけは「テレビでみたから(50.7%)」が多い一方、一定数「(YouTubeなど)動画サイトで見たから(12.7%)」という回答も見られました。

  • 「選手個人推し」の91.7%がチームの勝敗より「推しの選手が出場しているか」を重視。スポーツの推し方は「選手個人(28.2%)」「チーム単体(24.9%)」と拮抗する結果に
    「選手もチームも推している」のは約半数(46.9%)、「選手個人(28.2%)」「チーム単体(24.9%)」は拮抗しつつ若干選手個人が多い結果に。さらに年代別だとZ世代を含む18~29歳ではチーム単体(19.1%)より「選手個人を推している人(35.5%)」の方が多く、30~39歳では選手個人(20.4%)より「チーム単体を推している(31.1%)」方が多い結果となっています。

    一方「選手個人」を推している方の91.7%がチームの勝敗より「推しの選手が出場しているか」を重視していることが判明し、推し活としての熱量が伺えます。

  • 8割以上(85.9%)が“グッズ購入”がスポーツ観戦のタイパ(タイムパフォーマンス)向上につながると回答
    さらに半数以上(50.2%)が公式以外の「観戦関連グッズ」を購入しており、具体的には「タオル(41.1%)」「Tシャツや動きやすい服装(34.6%)」などの回答が見られスポーツ観戦をさらに楽しむためのグッズを充実させるファンが多数いることと考えられます。全体を通して現地でのスポーツ観戦はその時間をさらに充実させたり生で見る試合に価値を感じる「体験価値型」とスポーツに推しを見いだす「推し型」に分かれると考察できます。

③推し活のお金の使い方について

意思のある主体的な推し活が主流に。1か月に利用する平均金額は全ジャンルの8割以上が10,000円以下で、賢く予算内のやりくりを実施している。また、8割(82.4%)以上が推し活のお金の使い方を工夫。

  • 1か月に利用する平均金額は10,000円以下という方が全ジャンルにおいて8割を超える結果に
    半数以上が10,000円以下という昨年の結果※2と比較すると、ジャンル問わず決められた予算の中でやり繰りをする方が増加したと考えられます。男女別ではスポーツ(1.73倍)、J-POPアイドル(2.45倍)、漫画(2.55倍)、アニメ(1.76倍)の分野で共通して、男性のほうが女性に比べて倍近く推し活にお金を使っていることがわかりました。

  • 具体的な使い道は「CDやDVD購入」「本や雑誌を購入する」などジャンルごとに多様化
    アニメ(50.0%)・アイドル(J-POP59.3%、K-POP56.7%)・アーティスト(59.0%)などでは「CDやDVD購入」、マンガ(75.3%)・声優(43.8%)・俳優(45.2%)などでは「本や雑誌を購入する」、スポーツ(57.7%)・お笑い芸人(34.3%)などでは「ライブやイベント、試合に行く」が多くなりました。さらにインフルエンサー・YouTuber(33.3%)・Vtuber(34.1%)などは「配信アプリで投げ銭をする」が多い傾向に。


賢く推し活をするために~8割以上が推し活のお金の使い方を工夫している~

  • 推し活におけるお金の悩みは「つい使いすぎてしまうこと(30.6%)」「使えるお金が少ないこと(29.2%)」「月によって出費がかさむときがあること(28.2%)」が多い結果に。

  • 8割以上(82.4%)が推し活のお金の使い方を工夫していると回答。昨年※2(77.5%)より増加傾向に
    具体的には「月の予算を決めている(24.2%)」「お金を使うものの優先順位やマイルールをつくっている(24.0%)」などがあがりました。昨年※2(22.1%)1位「沢山使った月の翌月は調整」は今年は5位(20.1%)となり変動が見られました。全体を通して昨年よりも主体的に推し活をしている生活者の姿が見受けられます。

  • 推し活に望む支払いサービスとしては「使い方が簡単(35.2%)」という声に続き「使った金額がすぐにアプリに反映されて、管理がしやすいもの(23.7%)」「支払いがスマホで完結するため、電車や外出先などですぐに対応できるもの(22.0%)」という回答も多い。
    また「分割手数料が無料の分割払いができるため、突然の出費なども賢くやりくりできる」を選択した人も一定数おり、出費に波がある推し活でも、月々の支出をなめらかにし、主体的にお金を管理している人もいることが推測できます。また、「分割手数料が無料の分割払いができるため、突然の出費なども賢くやりくりできる」を選択した人も一定数おり、特に30代の男性の5人に1人(20.0%)が支持しているほか、分野別で見るとアイドル推しの30代男性は37.1%と、支持率が高い傾向。

※1…本項目でのアイドルジャンルにはJ-POPアイドル/K-POPアイドル/海外アイドル/地下アイドル』推しの方、アニメジャンルには『アニメ/漫画/声優/アニメ・ゲーム・漫画のキャラクター/2.5次元の舞台・俳優/ボーカロイド』が推しの方、スポーツジャンルには『スポーツ選手・チーム』が推しの方を含みます。

※2…出典:株式会社Paidy「みんなの推し活大調査(2022年実施)」よりhttps://corp.paidy.com/news/article/5lqv4CmlT36CfaKndoxLIu

<調査概要>
【 調査地域 】  全国
【対象者条件】男女18~39歳
【 調査手法 】  インターネット調査
【 実査期間 】   2023年10月3日(火)~10月12日(木)
【サンプル数】 計600人
※「現在あなたは推し活をしていますか」という設問に限り、全体:9036人、Z世代(18~29歳):2946人より取得。


*1 口座振替・銀行振込のみ分割手数料無料。
*2 「 6回あと払い」「12回あと払い」は現在、一部の加盟店でのみ提供されています。
使える加盟店についてはペイディホームページをご覧ください。